寝る前の日記

うっすらとした不安に毎日襲われながら書く備忘録。

定点観測7

大雨を言い訳に引きこもる土日。
熱海で土砂崩れがあったらしい。
震災を思い出す光景。普段死にたいばっかり思ってるくせにこういう光景見ると怖くなる。
あと罪悪感。
高速も電車も新幹線も全部止まってる。
実家もがっつりハザードマップで危険地域なのでちょっと心配。
ここ数年本当災害多い気がするけど地球規模でなんかあるんだろうか。

弟が巣から落ちた野鳥の雛を拾って世話していたけど数日で死んでしまったらしい。
過去に自分も同じように保護したつもりで死なせてしまったことがあったな、と思い出す。
子どものころは無邪気に生き物を飼っていたけど今思うとちゃんと世話できてなかったし残酷なことをしていたな、と思う。
金魚すくいで獲ってきた金魚すぐ死なせちゃってたな。今だったら怖くて飼えない。

ちなみに野鳥は拾って保護するのは法律的にもダメらしい。どうにか巣に戻すのが最善なんだと。

そんなで野鳥のことを調べてたらなぜかどこかの市でやってる自殺防止の投書にたどり着いた。
いのちについてのメッセージや思いを匿名で投書しているようなんだけど鬱病やDV、いじめ、同性愛、性同一障害とかいろんな悩みを抱えている人の生々しい思いが書かれてた。

特に性同一性障害の女の子のメッセージが切実で誰かこんな自分を殴って欲しい、誰でもいいからこの手紙に返事をして欲しいと書かれてた。どういうシステムかは分からないけど、誰かが返事を出せるようになっているらしい。

でもその手紙には誰からの返信もなかった。
というか返信自体ほぼ全ての投書についてなかったので単純に見てる人が少ないんだろう。

日付は今から7年前
あれからずいぶん世界は変わったけれど彼女は今何をしてるのだろうか。
生きやすくなっているといいな。

それから4人の子どもを持つお母さん。
DVの被害に合っているようだけど文章にやけにひらがなが多い。外国の人なのか障害があるのか病んでしまっているのか。
彼女と4人の子どもたちは今どうしているんだろうか。

こういうのってネットではよく見るのだけど、市役所とかが地域の人を対象に集めたことにすごく意味があることに感じた。
ただ残念なのがもう小学生にだけ授業か何かで書かせているようで一般の人向けの投書はやっていないみたい。

数年前までarrowってアプリがあって
誰かが書いた短いメッセージがランダムに届くってサービスだったんだけど、私はこれに結構助けられた。
当時誰にも言いたくない家族の問題があったのでよく愚痴を呟いていたのだけど、誰かが必ずそれに応えてくれたのはすごく慰めになった。
だからサービスが終わっちゃったときはすごく寂しかったな。

誰かのくだらない日常の呟きに返事するのもなんか好きだった。

他にも誰かの水曜日の手紙が届くっていう郵便プロジェクト?をやっていてそれも手紙の内容が公開されててそれもよく読んでたな。
ブログもそうだけど誰かの何気ない日常がなんか慰めになることってある。
自分も送ってみたかったけど、知った頃にはもう終わってた。

なんかそういう誰かの日常とか人に言えない悩みとかを共有できる場所があったらいいなと思う。
それだけで結構救われることってあるんじゃないかな。
そういうサービスとか場所自分でも作れたらな、なんてぼんやり思った。

全く知識はないけど。